空も、空気もすっかり秋めいて来ましたね。
そして、もぅ月末です。
月末と言えば、そう!
翌月の「究極のコーヒーゼリー」のお知らせです!
さて、来月はどんなフルーツを使うのか…?
10月のフルーツは?
はい、写真からお分かりの通り、10月は「梨」です!
私の地元、千葉県が生産量日本一を誇る梨ですが、有名な品種は「幸水」や「豊水」ですよね。
「幸水」は8月9月に旬を迎え、店頭に並びます。
一方「豊水」は、まさに10月に旬を迎えます。
しかしながら、今回の「究極のコーヒーゼリー」では、「豊水」は使いません!
理由をお教えしますね。
「豊水」とは、読んで字の如く、水分量が多いです。
シャリッとした「幸水」に比べ、「豊水」はジュワ〜っとしたイメージでしょうか。
甘さが口いっぱいに広がることは間違いありません。
ただ、「豊水」をコーヒーゼリーと掛け合わせてしまうと、どうしても水分量のせいで、「水っぽく」感じてしまいました。
そのため、今回は同じく10月に旬を迎える品種の梨を使うことにしました。
今回使う梨は…!!
10月は、「二十世紀梨」を使います!
皆さんも何度か耳にしたことがある品種かもしれませんね。
ちょっと、この「二十世紀梨」のことを説明します。
この梨は、1888年に千葉県松戸市の13歳の少年が発見したと言われています。
当時は「新太白」と呼ばれていましたが、1904年に「二十世紀を代表する品種になってほしい」という意味を込め、現在の「二十世紀梨」という名前になりました。
青梨の代表品種の一つで、今では鳥取県の名産として知られています。
黄緑色の皮が特徴で、300gくらいの重さが一般的です。
果肉は水分量はさほどありませんが、甘みがしっかりとあり、その甘みの
中に優しい酸味を感じます。
9月には市場に出回るようになり、10月までしっかり美味しく食べることができます。
どんなコーヒーと合わせるのか…
甘み、そしてほのかな酸味のある「二十世紀梨」に、どういったコーヒーを合わせるのか。
何種類かのコーヒーと、梨のマリアージュを試した結果、辿り着いたのは
ブラジル No.2
というコーヒー豆です。
簡単に説明しますと、ブラジルのコーヒー豆の等級は一番上がNo.2となり、以下No.3、No.4と等級が下がります。
その、ブラジルの品質トップクラスの豆を、苦みと酸味が絶妙なバランスのところまで焙煎したものを使います。
通常通りお湯で抽出しますが、飲料として抽出する時とは、コーヒー粉の量や、お湯の温度、抽出するスピードを変えて、より「二十世紀梨に合うコーヒー」を目指しました。
その特別に抽出したコーヒーを、ゼリーにして掛け合わせていきます。
どう組み合わせる…?
今までのビジュアルとはちょっと違うのが分かりますかね?
実はコーヒーゼリーを今までダイス状にカットしていましたが、今月は梨のシャリシャリ感を感じていただくため、ゼリーは細かくいたしました。
そして、梨をふんだんに味わっていただくため、2種の方法で調理しました!
まずは、写真を見てすぐに目につく、一番上に乗っている梨はコンポートで。
特製のシロップでコンポートにして、シャリシャリ食感を残して召し上がれます。
そして、写真には映っておりませんが、中心には梨ゼリーが入っています。
この梨ゼリーは、梨をすりおろしたものを使っており、ゼリーにしても梨のシャリシャリ感、味わいを保っています。
また、この梨とコーヒーの味のバランスを、より一層引き立てる役割として、ホイップクリームもふんだんに使用しております。
今回は、ミルクゼリーをなくしています。
梨とコーヒーだけで十分なバランスが取れた為、ミルクゼリーがかえって邪魔をしてしまうからです。
その分、普段より多くホイップクリームを使っていますので、甘いのが大好きな方でも安心して召し上がっていただけます。
さて、ここまで説明をしてきましたが、いよいよお値段です。
10月から商品を一斉値上げいたします。
元々、「究極のコーヒーゼリー」は、2個入り1,400円(税込)でしたが、
10月1日からは
となります!
お値段が上がりますので、1箱の個数を増やし、品質の向上、容量の増加をいたします。
「普段のデザート」よりも「ご褒美」や「手土産」にご購入いただければと思います。
10月からも、是非RT Kitchenのデザートをよろしくお願いいたします。
それでは、また。
Gracias!