早いもので、もぅあっという間に2月ですね。
2月と言えば、節分にバレンタイン、あとは日数が他の月より少ない。
それくらいでしょうか。
さて、そんな2月を目前にした今回のブログは、いつも通り「究極のコーヒーゼリー」の新作発表でございます!
2月、3月と新作を発表したら、無事1年間通して「究極のコーヒーゼリー」を作り続けたことになります。
「12ヶ月、旬のフルーツを味わうコーヒーゼリー」ということで、さらにまた1年間のサイクルを回していきたいと思います。
それでは、紹介します!!
2月はキウイフルーツ
はい、2月はキウイフルーツです!
本当はグリーンとゴールデンの2種を使いたかったのですが、ゴールデンは成熟が遅れているそうで、日本への入荷がないとのことでした。(いつもお世話になっている卸業者さん曰く)
ということで、今回はグリーンキウイを使って、美味しいコーヒーゼリーを作っていきます!!
まずはドライキウイ作り
まず最初は、最後に飾り付けるチョコレートコーティングしたドライキウイのための「ドライキウイ」を作ります。
市販のドライキウイだと糖衣が付いていて、余分な甘さがあるので自作することにしました。
まずはキウイを輪切りにします。
そして、皮を剥きます。
(どっちが先でも構わないです)
そしたら、キッチンペーパーで水分をよく拭き取ります。
あとは、水分が抜けるまで天日干しです。
目安として3日〜4日でしょうか。
室内なら、風通しの良い涼しいところに置くのが良いでしょう。
完成品がこちらです!
天気が悪い日が多かったので、この時はセミドライになってしまいました。
が、セミドライでも問題ないので、これでドライキウイの完成です!
コーヒーゼリーにはブラジル産を
今回のフルーツはキウイということで、キウイの酸味に合わせて、ブラジル産のほのかに酸味のあるコーヒーをゼリーにしました。
このブラジル産のコーヒーを「気持ち薄め」に抽出してゼリーにします。
「気持ち薄め」にすることで、キウイの酸味とうまくマッチしてくれます。
しかし、この「気持ち薄め」が案外難しい。
何年もバリスタをやってきて思うのが、“豆の個性を潰さずに抽出する”ということがいかに難しいかです。
ドリップだけでなく、エスプレッソでも同じことで、色々なバリスタたちが色々な抽出レシピを開発し、より美味しいものを追求しています。
何度も繰り返し繰り返し抽出して「よし!これだ!」というポイントを見つけることの難しさったら…。
いや、まぁ、これが楽しいんですけどね。
料理も同じですが。
なんとか見つけた「気持ち薄め」のポイントで、ようやくゼリーにします。
今回、今までよりもゼラチン量を増やし、少し固めのゼリーに仕上げました。
なぜなら、ゼリーをキウイの食感に近づけたかったからです。
プルプルのゼリーに、固めのキウイというコントラストも良かったのですが、今回は挑戦してみたくて、ゼリーの固さをキウイに寄せてみました。
同じ固さには決してなりませんが、いつものプルンプルンのゼリーよりマッチして美味しいんですよ!!
コーヒーゼリーも出来上がったところで、いよいよ盛り付けていきます。
今回はバレンタインも意識して…
2月のイベントといえば、バレンタインですよね。
バレンタインの定番といえば、チョコレート。
そこで、今回の究極のコーヒーゼリーにはチョコレートも使います!
どこに?
と思いますよね。
実は、ドライキウイに使います!
ドライキウイにチョコレートをコーティングして、最後に乗せます!
全体にチョコレートを使うとクドくなってしまうので、ドライキウイにコーティング、そして容器の側面に少しだけチョコレートを施して、チョコの甘味を少しだけ味わっていただきます。
また、今回はミルクゼリーを使わず、コーヒーゼリー、ホイップクリーム、キウイだけを使います。
全体の味のバランスを見て、ミルクゼリーをカットすることにしました。
今まで、味わいの優しさや甘みの補充に充てていたミルクゼリーをなくすことで、より一層コーヒーとキウイの味にフォーカスを当てることが出来て、味の輪郭をハッキリと味わっていただけます。
「これでは甘みがないのでは?」と思ってしまいそうですが、今回はその役割をホイップクリームが担ってくれます。
今回のホイップクリームは、いつもより少しだけ甘みを強くして、全体のバランスを取っています。
そうすることで、コーヒーゼリー単体でも楽しめて、尚且つキウイとの相性もバッチリになっております。
そうして出来上がったのが、今回の究極のコーヒーゼリーです!
こちらは、2月1日からBASE(RT Kitchen)にて販売を開始いたします。
RT Kitchenはこちらからどうぞ!
併せて、出張シェフの「食後のデザート」にも、ご希望があればRT Kitchenのデザートをご用意いたしますので、お気軽にご相談ください。
出張シェフの詳細はこちらからどうぞ!!
現在、全国各地で緊急事態宣言が発令されている影響で、デザートの配送、出張シェフ、出張バリスタのお仕事は東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の一都三県に限定させていただいております。
予めご了承ください。
なお、カフェコンサルや各メディアの取材・撮影協力は、全国各地対応しております。
それでは、また。
Gracias!