ブレンドコーヒー完成!

先月、散々宣伝してきたRT Stage初のブレンドコーヒーが、ようやく完成いたしました!!お待たせいたしました!

さて、そのブレンドコーヒーの全貌を明らかにしていこうと思います。各産地のブレンド比率から、ドリップとしての味わい、エスプレッソとして味わい、カフェラテにした時の味わいをプロのバリスタ目線でお伝えできればと思います。

その他、販売開始時期なども最後にお伝えしますので、最後までお読みいただけますと幸いです。

その名もRT BLEND

今回のコーヒーは、まずは弊社の第一弾として「RT BLEND」と名付けました。ごくごくシンプルな名付けとなりましたが、今後ラインナップを増やしていく予定なので、その名前も楽しんでいただけたらと思います。

今回は、以前にもお伝えしたように、食後に飲んでも、デザートと一緒に飲んでもしっくりくる味、そしてドリップして飲んだ時にナッツのような後味がある。そんな味を目指しました。

まずはこのブレンドの比率ですね。細かく書くと伝わり切らないかもしれませんので、ざっくりと箇条書きにしますと…

・ブラジル 40%
・グアテマラ 30%
・エチオピア 20%
・ロブスタ 10%

という割合のものを、15パターンのサンプルの中から選びました。こうして並べて見て「ん?ロブスタってなんだ?」って思う方もいるかと思います。

ロブスタとは「ロブスタ種」または「カネフォラ種」と呼ばれるコーヒーの品種のひとつです。一般的に飲まれているのは「アラビカ種」という種類の豆で、この「ロブスタ種」は病気に強く栽培しやすいという特徴があります。その一方で安いが美味しくないという理由もあり、一般流通は少なくインスタントコーヒーや缶コーヒーの原料に使われることが多いです。

しかし、このロブスタはエスプレッソには欠かせない存在であります。少量で苦味や力強さが出る品種なので、イタリアンバールなどのエスプレッソにはブレンドされていることが多くあります。いわば、エスプレッソの味の土台というか軸を作ってくれる役割を担っています。

今回、「ブレンドコーヒーを作ろう」という話になった時に「ロブスタは?入れますか?」とGDATCOFFEEの藤池さんに聞かれました。そう、「エスプレッソでも楽しめる味に…」という要望を出したからです。それくらい、ロブスタという品種は重要なんですね。

味わいは?

では、早速それぞれの抽出方法で味わってみましょう。まずはドリップです。


ドリップで飲んでみると、圧倒的なスッキリ感と後から苦味とナッツのような香りが追いかけてきて、酸味と苦味のバランスがとても良い味わいです。弊社のデザートと合わせるなら「カフェトプリン」が1番良いと思います。


続いてエスプレッソで飲んでみます。

エスプレッソにすると、ロブスタが入っていることで芯のしっかりした骨格がありながら、ブラジル、グアテマラの綺麗な酸味、エチオピアの華やかさをしっかり感じることが出来ます。決して深煎りではないので、苦味がそんなに全面に出てくることがなく、舌にナッツのような余韻が残ります。タバコを一緒に楽しむと、より強いナッツ感を味わうことができます。


そして、最後にカフェラテにして飲んでみます。


もぅ…これは砂糖不要です。それくらい甘みが全面に来ます。もちろんスチームしたミルクと合わさったことの相乗効果もありますが、まるでレーズンバターのような芳醇さ、濃厚さを感じられます。弊社のデザートと合わせるなら、「ぐっさんのレアチーズケーキ」との相性が抜群だと思います。

コーヒー豆販売用ロゴも完成!

初めてのコーヒー豆販売に際して、色々と一から準備を進めております。袋の選定、製品情報シール作成、ECサイトの構築などなど…結構やること盛り沢山でワタワタしております(笑)

その中でコーヒー豆販売用のシールのためのロゴを作りました。


はい、こんな感じで作りました。既存のRT Stageのロゴは生かしつつ、コーヒー部門としてのロゴを作りました。

イメージとしてはRT Stageのコンセプトである「あなたと大切な人の、笑顔のために」ということ、そして「今まで出会ってきた方々とのご縁が繋がって、ブレンドが作れて、そのコーヒーを淹れられる」という想いから、「容器からカップに注がれるコーヒー」を一筆書きで描きました。


ドリップしたコーヒーを注いでいるようにも、温めたミルクをエスプレッソに注いでいるようにも、どちらにも見える形を意識して今回はデザインしました。また、周りをごちゃごちゃさせずシンプルなデザインにして、スッキリとした印象を持っていただけたらと思っています。

RT BLENDの左に「#1」とあるように、この1種類のみに止まらずこれから「#2」、「#3」と続けていきたいと考えております。それもあくまで、「ブレンドで」です。

それはなぜか。業界的な話になってしまいますが、サードウェーブというブームが日本に来て早数年が経ちます。産地、農園、精製方法がハッキリと分かるコーヒーを、農家さんに還元できる適正価格で取引して流通してきました。そしてその豆の個性を引き出す抽出をして、エンドユーザーにお届けしてきました。これは多くの諸先輩方の努力の賜物だと思っています。本当に、すごいことだと思います。

だからこそ、あえて「ブレンドを見直す」タイミングなんじゃないかと思ってもいます。昔は「ブレンドコーヒーは、その店の名刺みたいなものだ」と言われていました。私も、初めて行く喫茶店はメニューにあれば必ずブレンドを注文します。弊社は店舗は持っていませんが、今後ケータリングやイベントなどで「ウチの味はこれです!」と胸を張ってご提供したいと思っています。

産地や精製方法による違いは、そろそろ分かってきた消費者の方々も多いのではないか。じゃあ、その素晴らしい個性たちを潰すことなく、より引き立て合えるブレンドは作れないのか…というある意味で挑戦というか、冒険です。『冒険』と大きなこと言いましたが、個人的に「美味しいコーヒーを自社で持ってたら…」という妄想から、「楽しそうだからやってみよう!」という流れです。それが、周りの人の笑顔に繋がったら最高だなぁ〜という想いです。

販売開始は?

このRT BLEND、販売開始は2022年1月4日からとなります。が!!1月1日〜1月3日にお年玉&感謝企画として、インスタグラムのリールを見てくださった方限定で、大大々特価で販売いたします!こちらは100gのみの販売で、豆or粉を選べるようにしようと思っています。

ですので、年内に弊社のインスタグラムをフォローしていただき、年明け早々の投稿を楽しみに待っていただければと思います。

通常販売は、前述の通り1月4日からとなり、100g、200gをご用意いたします。どちらも「豆のまま」か「粉にするか」を選べます。また、200gは豆or粉の販売と、キャニスターとセットの2パターンのご用意となります。

販売サイトはRT Kitchen同様にBASEさんにお願いすることにしました。今現在サイトを構築している最中になりますが、1月からの販売に備えてリンクから飛んでいただき、フォローしていただけると販売開始の通知がありますので、リマインドになるかと思います。(※まだサイト内にRT BLENDは商品として載せておりません。)

RT Stageの通販サイト(リンク)


是非とも一度はご覧になっていただきたいと思います。こちらの通販サイトでは主にコーヒー豆の販売をメインに行ってまいります。1月1日〜1月3日はインスタフォロワー様限定特価販売のみ、1月4日から通常販売が開始となりますので、ご興味がある方は弊社インスタグラムをフォローしていただければと思います。

RT Stage Instagram



いよいよ動き出した弊社のオリジナルブレンドコーヒー計画、今後の動きも楽しんでいただけたらと思います。


それでは、また。


Gracias!!


RT Stageではコーヒーを味わうためのデザート通販 RT Kitchenを展開しています。その他にも、出張バリスタ(ラテアート教室)出張シェフ(ケータリング)企業様向けサービス(コンサル、技術指導等)も精力的に承っております。アパレルブランドMULTIFACEも展開中です!お気軽にお問い合わせください。