ものすごく暑い日々の中、新たなブレンド完成に向けてホッとコーヒーを飲み続けるのも、なかなかの苦行だな…と最近思うようになりました。
しかし、そんな作業を続けるからこそ、納得の行く美味しいものが出来上がるのです!と、いうわけで今回は新たなブレンド『St BLEND』のロゴや、パッケージなどをご紹介していきたいと思います。
ようやく決まったロゴ
なんだかんだ、前回のブログを書いてから何度も描き直しをして、1人で「あーでもない、こーでもない」と格闘しておりました。
前作のRT BLENDのロゴと比較してみたり、新しいブレンドのコンセプトや味わいから形をイメージしてみたり…と一丁前に絵を描くことに真剣に取り組んでみました。
そして、ようやく辿り着いたデザインがこちらです。
「何か変わった?」と思われた方は前回の記事と比較してみてください。圧倒的に角張っていると思いません?これにはちょっとした意味があります。
前作のRT BLENDのロゴは丸みを帯びた可愛らしいデザインにしました。
これは柔らかい印象を与えるということもイメージしましたが、何より「エスプレッソでもドリップでも飲める」という柔軟性を持っていますよ、という意味でもありました。
一方でSt BLENDは甘味と酸味、そしてスッキリ感を重視し、「ドリップで淹れる」ということに特化というか、その味わいを追い求めたブレンドになっています。だからこそ、頑固一徹…いや、こだわりの強い感じを表現したくて、角を多く作りました。
なので、RT BLENDは丸、St BLENDは四角をイメージしていると言えば伝わりやすいですかね。
味の決め手は焙煎度合い
前回の記事で、同一豆を焙煎度合い違いで入れていて、「日本、いや世界で唯一かも?!」なんて書きました。これは本当に世界にまだRT Stageだけのものかもしれません。
そんなブレンドですが、具体的にはどこの豆が使われているのか。今日はそこもご説明させていただきます。
まずはケニアです。これは甘味を持つ豆の代表!みたいなところがありますよね。農園や精製方法次第では、まるでトマトのような味わいが出ることもあります。この豆を半分以上の割合入れて、味の土台にしています。
次にコロンビアです。この豆はケニアの甘味に酸味をプラスするイメージで入れてもらっています。正直、この2種だけでも既に浅煎りのブレンドとしてかなり完成度が高かったです。でも、そこに何かプラスしてウチらしさを出したい…。
そこで加わるのが焙煎度合い違いのエチオピアです。正直、焙煎違いを入れることでの変化ってあるのか?という疑問がありましたが、焙煎士の藤池さんにワガママを言って作ってもらったところ、「コレは…っ?!」と唸るくらいのものに変わりました。
このエチオピアの2種の焙煎度合いがあるからこそ、目指した味になったと思います。それほどまでに大きな役割を持つ豆となりました。
なかなかお目にかかれないブレンドとなっていますので、ぜひ一度は試していただきたいなと思っています。
ビジュアルは爽やかに
今回のブレンドは味わいスッキリと、緑茶のように仕上げたのでパッケージも爽やかにすることにしました。
メーカーさんから何種類かサンプルを頂戴し、吟味に吟味を重ね決定しました!こちらです!!
爽やかなパステルブルーが可愛いパッケージになりました!緑茶をイメージしたので、グリーンにしようかとも思ったのですが、それはちょっと安直すぎて面白味がないので、今回はブルーを選びました。
RT BLENDがオレンジ、St BLENDがブルーと、それぞれイメージした色でパッケージが作れていて、それぞれのロゴも可愛く描けているのでキャッチーで良いなぁという印象です。
折角ブレンドが2種類出来たので、今後はセットでの販売もして行こうかと思っています。贈答用や、浅煎りも深煎りも両方楽しみたい方にもオススメのセットになると思いますので、販売まで今しばらくお待ちください。
4月に「新ブレンドを作ります!」と発表してから、いつの間にやら9月も目の前です。夏の終わり、そして秋に向けてSt BLENDをお楽しみいただけたらと思います。9月1日発売なので、お間違いなく!そして、お楽しみに!!
それでは、また。
Gracias!!
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