体のSOSに応えて、墨田区に派遣出来る出張マッサージを呼んでみたら、接客業のあるべき形を見たハナシ。




皆さんは、「今日は体が疲れたなぁ〜」という時、どうされていますか?


気の合う仲間と食事に行く人。
足の伸ばせる銭湯に行く人。
マッサージやスパに行く人。


それぞれいらっしゃると思います。


私は、基本的には「早く帰って、おいしいご飯食べて、早く寝よ」というタイプです。


しかしながら先日、強烈な肩凝り、腰痛、ふくらはぎの痛みを感じました。
何をしていてもズーンと重たい感じです。


そういえば美容室でも珍しく「肩凝ってますね」と言われた記憶が…


基本的に飲食に関わる仕事なので、立ちっぱなしで足の疲れは感じても、肩凝りは今までそんなにありませんでした。


しかしながら、昨年末あたりからパソコン作業が増え、自宅でもパソコンと睨めっこ、出先でもiPadと睨めっこ、移動中はスマホ見てばかり…

今思えば、「そりゃ肩凝るわ!」という生活になっていました。


昔、誰かに「目→肩→腰は連動しているよ」と言われたことを思い出します。


「これはマッサージじゃないとダメかも!」という気持ちになり、マッサージを考え始めました。




マッサージを受けたい!でも…




そう、世の中まだコロナで油断は出来ないです。


果たしてマッサージ店に行って良いものか…
下手をしたら感染してしまうかも…
そうしたら生活に大打撃を与えるな…


などなど、最悪のパターンを考えてしまいました。


また、街でよく見かける「60分2,980円!」みたいなマッサージ屋さんにも過去に入ったことがあるのですが、まぁ…私が揉まれ慣れてないのか、店員さんが下手だったのか不明ですが、翌日に揉み返しが来まして、「もぅ行かん!」となっていました。


ちゃんとしたマッサージを受けたい。
でも、色々な人が出入りする店舗に行くのは気が引ける…


色々ネットで調べて(結局スマホを長時間見るハメに…)、ようやく決めました!


そうだ!マッサージ屋さん呼ぼう!


そうです!
出張マッサージというやつです。


もちろん、自宅に来ていただくわけですからそれなりのお値段にはなります。


でも、使い慣れたベッドで施術を受けて、好きな音楽を流して、リラックスして体を楽にしてもらえたら、良くない?と思ったワケです。

まぁ、ある程度の金額を払って下手なセラピストさんだったら…と思うと怖かったですが。



「思い立ったが吉日」ということで、早速電話をして予約です。

30分ほどで到着ということで「お風呂に入って体を温めておいてください」と言われます。


指示通り、お風呂に入り体を温めます。
でも、足先だけは冷たいです。(末端冷え性です)



そんなこんなで30分後、マッサージ屋さんが来てくれました。


この後、接客業の素晴らしさと、ホスピタリティがリピートを生む理由が改めて分かりました。


悶絶の120分




「こんばんは。」と挨拶を交わし、家に上がってもらいます。


今回のセラピストさんはおそらく同い年くらいの女性でした。
丁寧な言葉遣い、物腰の柔らかさで少し安心感を覚えます。


ここでふと、「接客業ってこうじゃなくちゃね」と思わせていただきました。
私も十数年、飲食店でサービスマンとしても働いてきたので、この接客には感心しました。
コロナという、どうしても暗く重い雰囲気になってしまう世の中で、「明るい笑顔」で話をしていただくことの重要性が見えました。

ふと入った飲食店で「周りで休業してる店もあるのに、なんでウチは営業してるんだよ…」と言いたげな態度で働いている店員さんもいます。
でも、せっかく入った飲食店だから楽しく食事したいじゃないですか。
少しだけ、作り笑顔でも良いから笑顔で対応されると、嬉しくなりますよね。

今回のセラピストさんは、そもそもの笑顔が素敵でしたが、話し方の柔らかさから安心感を与えてくださったように思います。


話を戻して…

今回はちょっと自分でも「ヤバいな」と思ったので、120分でじっくりほぐしてもらうことにしました。


初回割引で2,000円引きで、18,000円でした。

果たしてこれが「高い!」となるか「妥当だよね」となるか…


まずはカウンセリングです。

痛みや凝りのある場所、触れてほしくない箇所、マッサージは指圧やアロマオイルから選べました。


今回は、肩、腰、ふくらはぎを中心にして、内容はお任せにしてしました。
触れてほしく箇所で「前ももですね」と答えると、「痛いですか?くすぐったいですか?」と聞かれました。

(アレ?なんでこれ聞かれたんだ?)と思いながら「くすぐったいんです」と答えると、「腰が悪い人は前ももが張ってたり、凝ってたりしてるんです。しかも、くすぐったいってことは「痛い」と言う人より重症です」とのことでした。


…え?
自分はただ「前ももがくすぐったい」という人種なのだと思っていたら、そんなことになっていたとは…


「ただ今回はなるべく触らずに施術しますね」とのことでスタートしました。
セラピストさんはマスク着用のまま、手に持参のアルコール除菌液を噴霧して施術してくださいました。


まずは脚から、足先にかけて揉まれます。
そして、腰、背中、肩、首、頭。

オイルをつけてさらにグリグリ…


痛い!

痛い!!

痛い!!!



どこを触られても「グゥッ…!」という声が漏れます。
その度に「これくらいの力なんですよ」と他の部分を押してもらうと、「ウソでしょ…」と思う力加減。


また、「リンパが滞りすぎてヤバいです。こんな体久々に触りました。」と言われました。

よく耳にする「リンパ」
これがまた重要な役割で、やっかいなやつです。
お水の摂取や、自身でのマッサージなどが必要になります。
体内の毒素を抜くためには、リンパの流れを良くしないといけないそうです。


ひとまずお水をたくさん飲むことから始めます。
仕事柄、コーヒーばかりになりがちなので…


私の体で、1日3リットルの水を飲むのが良いそうです。
それか、ノンカフェインの麦茶でも良いそうです。


そろそろ、健康に気を使う年齢ってことでしょうね。



で、どうだった?



いざ120分の悶絶タイムを終えた私は…こんな画像のような感じでした!


終わってすぐは身体中アチコチ痛かったんですが、セラピストさんから「芯はほぐせたので、早ければ明日には痛みは引きますよ」とのことでした。


仰る通り、翌日には痛みはなく体が軽い軽い!
この1回だけで全てが良くなった訳ではないですが、間違いなく改善されました!


いやぁ〜、やってみるもんですね!

今後も、「何かあれば手遅れになる前にお願いしよう」と思える施術でした。


と、やっぱりここでふと思いました。
「こうやってリピーターが生まれるのだ」と。
技術的なことはもちろんですが、私個人を労わりながら(マッサージだから当たり前なんですが)、「あなたの為にこうしています。」というのが、言葉ではなく動作一つひとつから受け取ることが出来ました。

こんなご時世だから、みんな自分のことで精一杯になってしまいます。
でも、そんな中で誰が為に動ける人がいることが、個人的に嬉しく、感動しました。
こうやって、企業や個人が愛され、信頼し、リピートされていくことに繋がっていくのだと、改めて勉強させていただきました。



そんなわけで、皆さんも体からのサインは見逃さず休める時はゆっくり休んで、体を労ってあげてください。


何事も「ほどほど」が良いってことですね。



ちょっとだけ軽くなった体で、出張シェフデザート通販をこれからも頑張っていきたいと思います!


それでは、また。


Gracias!